2013-01-20

Animes in the 4th quarter of 2012

アニメは IT エンジニアの必須科目です。 ということで簡単なレビューを。

最初、主人公は一匹狼的でカッコ良さげなのだが、ヒロインと合流してからヘタれてしまう。このヒロインは男をダメにするサゲ○○に思えてならない。アクセル・ワールドと同じ作者と聞いて、妙に納得した。この人は世界観は良いが、脚本がダメなんだと思う。音楽だけは良いと思ったら、梶浦由紀だった。これも納得。

序盤は人類が天敵にエサにされるという展開。またキツいのが始まったなあ、と思っていたら、後半は殆ど人間の話になった。人の敵は人の心の中にこそある、というのは真実だとは思うが、結果として至って普通の話になった。個人的には、最初の絶望的な雰囲気で進めて欲しかった。きっと見るのは鬱になっただろうけど。

第一章はさっぱり面白くなかったが、第二章も変わらず。団結力だけが取り柄の弱っちい主人公達が仲間割れしたら、いったい何を褒めれば良いのか。最後に強くカッコよくなるが、その過程が理不尽。想いだけで強くなれたら世話ない。第一章と同様、OP くらいしか褒められるところが無かった。

少女マンガ原作ながらイマイチだった。ヒロインが惚れっぽくて話の展開が読める。神様の仕事そっちのけで狐とイチャつくことしか頭にない神様ってどうよ。まあ確かに年頃の女子とはそういうものだろうが、話もギャグも中途半端でお気に入りのキャラも無し、というのが正直な感想。ただ OP・ED は作品の雰囲気に合った良作。

原作は読んでたつもりだったが話がさっぱり思い出せない。と思ったら、実はアニメ用のオリジナルだったらしい(by Wikipedia)。そのせいかは分からないが、個人的にはイマイチな内容だった。本シリーズにしては、話が真面目すぎる気がする。まあ私はアニメより漫画の方が面白いと思ってるので、私的には問題ない。

今度は戦車を女子化か!?と思ったら流石にそれは無かった。戦車のことは知らないが、戦車の挙動がやけにリアルで、嘘かも知れないが本当にドリフトとかしそうに思える。個人的には好きな作品だったが、決勝戦の最中に「私たちの戦いはこれからです!!」と衝撃の終わり方。決して不人気のせいではなく、内部事情だと思いたい。

本シリーズは初めての視聴。原作も未読なので、最初は女子キャラの区別が付かなかった。ご都合展開全開の作品だが(何故いちいちパンツに突っ込む?という台詞は道理)、長寿作品なだけあって各キャラの個性は立っている(主人公を除く)。ただ長女の扱いがサブキャラ並みだなと思ったら、本作は一応スピンオフ作品だとは知らなかった。

原作は最初の五話くらいで挫折。ただ現在も連載中なので、アニメで魅力を発見できるかと期待したが、もう全然ダメだった。主人公、ヒロイン、敵の親玉、どいつの台詞も嘘くさくて私には全く受け付けられない。これは次回作があっても見ないと断言できる。

前期からの続き。序盤は雰囲気が変わったように思えて心配になったが、中盤以降は元に戻ったので安心。ただし最終回は消化不良。いきなり「2 年後」もそうだが、ヨナの心の変化、どう納得したのかが良く分からなかった。サブキャラの近況描写も一瞬だし、「風」の意味も不明。まあそれを差し引いても、全体としては十分に満足。

今クールの少女マンガ原作では、ダントツの出来。ギャグベースのドタバタ劇に、出てくる女子キャラは(サブキャラでさえも)魅力的で、見ていて飽きない。少女マンガ原作はこうでないとね。今回は「種﨑敦美」を覚えた。鈴木達央も今回の演技で見直した。唯一の不満は、最終回があっさり過ぎて終わったことに気付かなかったこと。

典型的な少女マンガという印象。内気なヒロイン、自分勝手で強引なイケメン、ライバルの出現。最初「君に届け」とデジャヴったが、君届には全く及ばなかった。風早くんの方がよっぽどいい奴だし、シリアス一辺倒で話に遊びがない(最終回を除く)。次回予告は良かったが、そういう遊びを本編にも入れて欲しかった。

まず目を引くのが独特な画質。特に空間制御魔法の描写が印象的。キャラも主人公以外は魅力的で、個人的にはネコがお気に入り。ただ、話がキャラに追いついていない感じがする。キャッチコピーの「きずな」は何処に出てきた? 結局ネコが何者かも分からないし。まあ既に続編が決定しているらしいので、そちらでの解決に期待。

大して期待していなかったが、賑やかさ・パロディー・エロス(?)など、その方面で期待していた「生徒会の一存」を食ってしまった。しかしそれは同時に、万人から見るととても「疲れる」作品になってしまった可能性も否定できない。個人的には元ネタが分からないパロディーがあったのが悔しい。まだまだ勉強が足りないようだ。

前作が結構好きだったので、引き続き視聴。しかし前作の勢いが感じられず、前半は空回りが目立つ印象。林檎、飛鳥での話のような盛り上がりがもっとあれば良かった。この作品の肝は生徒会メンバーの「デレ」だから。制作会社や声優が変わったりと扱いが不憫だが、そこまでして第二期を製作する必要があったのかは疑問。