2017-11-30

Bitnami Redmine with Virtual Machine

検証用 Redmine を立てる必要に迫られたので、その覚え書き。

ざっと調べた感じ、Bitnami + VM が楽そうに思われ。基本的には、公式ドキュメントに従う。

OVA Format をダウンロードし、VirutualBox にインポート。その際、MAC アドレスは再生成する。

VM を起動し、SSH を有効化。

$ sudo mv /etc/ssh/sshd_not_to_be_run /etc/ssh/sshd_to_be_run
$ sudo systemctl enable ssh
$ sudo systemctl start ssh

ネットワークの初期設定は DHCP となっている。Windows PC からホスト名でアクセスできるように Samba (nmbd)と、何故か入ってない logrotate をインストール。(なのに screen は入っていて、Bitnami の中の人は screen 使い説)

$ sudo apt-get --no-install-recommends install samba logrotate
$ sudo ufw allow CIFS

/etc/samba/smb.conf を編集し、共有設定(「Share Definitions」コメント行以降)を全て削除。

ホスト名を初期設定から変更し、VM を再起動。

$ sudo vi /etc/hostname
$ sudo vi /etc/hosts
$ sudo reboot

ただし /etc/hosts の方は、起動時に Bitnami が面倒を見てくれるらしく、変更は必要ではない様子。(詳しくは /opt/bitnami/scripts/init/hostname を参照)

さらに初期設定では、勝手に情報を送信される。

だが断る。

$ diff -u /etc/crontab.orig /etc/crontab
--- /etc/crontab.orig	2017-11-30 15:40:17.561456286 +0000
+++ /etc/crontab	2017-11-30 18:54:22.589670547 +0000
@@ -13,4 +13,3 @@
 47 6	* * 7	root	test -x /usr/sbin/anacron || ( cd / && run-parts --report /etc/cron.weekly )
 52 6	1 * *	root    test -x /usr/sbin/anacron || ( cd / && run-parts --report /etc/cron.monthly )
 #
-40 * * * * bitnami cd /opt/bitnami/stats && ./agent.bin --run -D

しかしこれは初回起動時にも実行されるらしく、インターネット環境で初回起動したのなら、既に彼等に情報は筒抜け。ええ、私もまんまと抜かれましたとも。ksg

VM 設定は以上。確かに、かなり簡単に Redmine を立てられた印象。ただし実際には、ドキュメントを読み解いたり、内部構造を把握したりで、それなりの時間は掛かっている。

1 つ盲点だったのは、Redmine の初期データは(当然ながら)英語だということ。設定で UI は日本語になっても、データベース内のデータ(ロール名、トラッカー名、ステータス名など)は英語のままなので、それらを日本語にする手間があった。

あとは個人的な我が侭を少々。せっかくここまで作り込んでいるのなら、バックアップやリストア、アップデートに関しても、何らかのスクリプトが欲しい。各方法は公式ドキュメントに記載されているものの、本稼働させる際には何らかのスクリプトが絶対に必要になる訳だし。バックアップは言わずもがな、月一でマイナーアップデートがリリースされている現状、手作業のアップデートなど苦痛でしかない。

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