よくドキュメントを書く人にとって、「カタカナ表記をどうするか?」というのは常に悩ましい問題だ。つまり、「サーバ」or「サーバー」?、「インタフェース」or「インターフェイス」?とかいうやつ。私は、以前は JTCA とかいう所の「外来語(カタカナ)表記ガイドライン」に従っていた。
しかしこれ、実際に使ってみると色々と美味くない。まず、
- IT 用語の例が少ない。
一応、用語集は付いているものの、一般用語が大半を占めるため、IT 業界に居てこれで事足りることは絶対にない。更に、
- Microsoft 用語と相違がある。
例えば、上記ガイドラインはで「レジストリー」、Windows はで「レジストリ」。画面キャプチャして手順書を作ったりすると、この不一致が気持ち悪くて仕方ない。Windows ユーザーが最も多いことは周知の事実なのだから、合わせるならむしろ Windows に合わせるべきだろう。
ということで、今では全て Microsoft 用語を使うようにしている。
ここでは用語検索もできるし、当然ながら IT 用語は網羅されている。ここで検索できない用語を使うということは、何か間違っている可能性すらある。
さて、上記の用語検索は便利だが、お世辞にも使い易いとは言えない。それどころか偶にエラーになったり、サイトにアクセスできない時すらある。なので、用語集をローカルにダウンロードして参照したい、となるのは当然の流れ。実際、ダウンロードは簡単にできる。しかしその拡張子は .tbx とかなってる。
一体これをどうしろと・・・? :-o
tbx でググってみても、要領を得ないサイトばかり。危うく得体の知れないソフトウェアをインストールさせられそうになったりする。そうじゃなくて、もっとこう、何かないの?
- Translator's Shack - Importing the Microsoft Terminology Collection
- Yahoo Groups - memoQ - TBX unofficial support
just add ".xml" to your file, open in Excel ...
なになに? 「拡張子を .xml にして Excel で開け」と。ふむ、何かダイアログが出てきたけど適当に OK して・・・、お、何か Excel がすごい頑張ってるっぽい(タスクマネージャーを見ながら)。そして待つこと数分。
Excel 先輩まじイケメン。 X-D
あとは不要な列を削除して .xlsx 形式で保存すれば、サイズもぐっとコンパクトになる。いやー、久しぶりに Excel 先輩の本気を見た。
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