ある PC で、何度やっても WSL インストールが失敗する。
C:\Windows\System32>wsl --install
インストール中: Ubuntu
Ubuntu がインストールされました。
Ubuntu を起動しています...
Installing, this may take a few minutes...
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370114
Error: 0x80370114 ???????????????????????????????????
Press any key to continue...
ディストリビューション 'Ubuntu' のインストール プロセスが次の終了コードで失敗しました: 1。
Error code: Wsl/InstallDistro/WSL_E_INSTALL_PROCESS_FAILED
事前に Ubuntu をアンインストールしてもしなくても、同じエラーコードで失敗する。心当たりとしては、最初に管理者にならずに wsl --install を実行してしまったこと。当然インストールは失敗し、以降は管理者で実行しても失敗するようになった。
別の PC で wsl --install して成功した時の様子。こちらは Ubuntu インストール前に幾つかインストールが実行されている。
C:\WINDOWS\system32>wsl --install
インストール中: 仮想マシン プラットフォーム
仮想マシン プラットフォーム はインストールされました。
インストール中: Linux 用 Windows サブシステム
Linux 用 Windows サブシステム はインストールされました。
インストール中: Linux 用 Windows サブシステム
Linux 用 Windows サブシステム はインストールされました。
インストール中: Ubuntu
Ubuntu はインストールされました。
要求された操作は正常に終了しました。変更を有効にするには、システムを再起動する必要があります。
失敗する PC の方で OptionalFeatures.exe を確認すると、「仮想マシン プラットフォーム」「Linux 用 Windows サブシステム」のどちらも無効になっていた。一方、「設定 > アプリ > インストールされているアプリ」には「Linux 用 Windows サブシステム」が存在した。これをアンインストールして再度 wsl --intall を管理者で実行すると、ようやくインストールが成功した。
恐らく、「仮想マシン プラットフォーム」の有効化は管理者でなかったために失敗し、「Linux 用 Windows サブシステム」はユーザーアプリなのでインストールに成功していたのだろう。そして wsl --install は「Linux 用 Windows サブシステム」の存在だけをチェックしているのではないだろうか。管理者にならずに実行してしまうミスは普通にあり得るし、それで WSL がインストール不能になるというのは結構な重大バグなのでは。
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